追記:提出済み(2019年2月)の内容についてはこちら。
今年の推奨環境を見ると、MacOS 10.14.3 Mojaveも対応していることが分かったのでアップデートしました。
このMacBook Proもかれこれ5年位使っていますが特に問題なく動いています。普段はUbuntuを使っているので、今となってはこのMacはサブマシン/e-Tax用です。
Safari 12のJava対応:
以前のHigh Sierraの段階で何回かアップデートがあり、Safariはバージョン12になっており、MojaveにおいてもSafari 12になっています。
「Safari>環境設定」の画面を開くと以下のような感じ。
左側に「Java」プラグインの項目が見当たりません。前回(2018年3月)は、ここでe-Taxサイトに対して手動で許可を与えないとカードリーダ通信で失敗していました(詳しくは前回参照)。
尚、MacにおけるJavaの設定は「システム環境>Java」のアイコンをクリック。もうブラウザ側で設定することはなくなってしまったようです。
ちなみに前回のe-Tax段階ではSafari 11であり裏技として使っていた画面は以下のようになっていました。
これは、以前(2018年3月当初)のSafari 11のSafari>環境設定の画面です。左側に「Java」プラグイン項目があり、そこでe-Taxサイトに対して「安全なモードで実行」のチェックを外すということが必要でした(詳しくはこちら)。
Safari 12にアップデート後は、「Java」プラグインの項目がなくなってしまったので、この裏技は使えなさそうです。
調べてみると、Safari 12からはセキュリティのためにFlash以外の様々なプラグインは排除されたようです(こちら参照)。
それならJavaアプリは使えなくなったとかというと以下(こちらより抜粋)が手がかりになるのでは。
JavaアプリケーションはWebブラウザを使用して、Web Startアプリケーションとして(起動後はブラウザと対話しません)またはJavaアプレットとして(ブラウザと対話することがあります)提供されます。この変更は、Web Startアプリケーションには影響せず、アプレットにのみ影響します。
上記はChromeに関してですが、 Chromeは早くからJavaアプリをサポートしなくなり、Safariも12から同じようにサポートしなくなったようです。最新版のFirefoxもサポートしなくなったと思います。
ここに書いてあるように、起動後はブラウザと対話しないため別窓としてJavaアプリが単独で機能するのだと思います。
もうJavaは不要?:
いずれにせよ、これまでの裏技は使えなくなったというか、裏技自体必要なくなったのかもしれません。
実際、「マイナンバーカード+カードリーダ」の際にJavaアプリを使っていたので、今年から導入された「パスワード方式」に変更してしまえば、「マイナンバーカード+カードリーダ」ならびに「Java」自体も不要となり、これまでのような通信トラブルもなくなるはず。
ちなみに、例年通り「マイナンバーカード+カードリーダ」も使用可能のようです。
毎年e-Taxの仕様が改定されるで、今年の事前準備について調べてみようと思います(去年の一連の手続きについてはこちら)。
e-Taxの種類について:
まず「e-Tax」と言ってもいくつか種類があるようです。毎年改定されるため、いまだに全貌がつかめないというか、改定されても過去の方法(不便な方法)も混在しているため紛らわしい。
まずトップページ左下の以下の項目を見るといいのかもしれません。
あいかわらずトップページはごちゃごちゃしているので、ここにすぐに目が行くかどうかは分かりませんが、とりあえず4種類あるようです。
・確定申告等作成コーナー:Windows/Mac(Web上で作成)一部Android/iPhoneでも可能
・e-Taxソフト(Web版):Windows/Mac対応
・e-Taxソフト(SP版):スマホ用(機能が限られておりほぼ使えない)
・e-Taxソフト(ダウンロード版):Windowsのみ対応
一見「e-Taxソフト(Web版)」かなと思いますが、Macなら一番上の「確定申告等作成コーナー」を選択するのがベストだと思います。
それぞれの推奨環境(Macについて):
「確定申告等作成コーナー」
今回スッキリしたデザインになったコーナー。例年これを利用しています。Macならここで書類作成して提出。
マイナンバーカード方式/ID・パスワード方式ともに
OS:
Mac OS 10.11(El Capitan)
Mac OS 10.12(Sierra)
Mac OS 10.13(High Sierra)
Mac OS 10.14(Mojave)
ブラウザ:
Safari 11.1
Safari 12.0
PDF閲覧ソフト Adobe Acrobat Reader DC
なお、給与所得だけならスマホからでもできるようです。
iOS: 10.3 / 11.4 / 12.0 / 12.1
ブラウザ: Safari 10.0 / 11.0 / 12.0
PDF閲覧: Safari PDF Viewer
Android: 6.0 / 7.0 / 7.1 / 8.0 / 8.1 / 9.0
ブラウザ: Google Chrome 70
PDF閲覧: Adobe Acrobat Reader DC
「e-Taxソフト(Web版)」
使ったことはないけれども一応Macにも対応しているらしい。おそらくやや古いソフト(Mojave未対応)。使っている人もいるのかもしれませんが、先ほどの「確定申告等作成コーナー」があるので個人的にはこのソフトは不要。「Web版」と書いてあるので、存在そのものが紛らわしい。
尚、「確定申告書等作成コーナー」との違いについてはこちら。
OS: Mac OS 10.11、ブラウザ: Safari 11.1
PDF閲覧: Adobe Acrobat Reader DC
※ e-Taxソフト(WEB版)のみ使用
Mac OS 10.12
Mac OS 10.13
以下の申請などができるらしい(青色申告書類作成はできないはず)。
申告・申請・納税
納付情報を登録する
納付情報登録依頼 (納税手続の開始)
納税証明書の交付請求を行う
納税証明書の交付請求(署名省略分)
納税証明書の交付請求(書面交付用)
納税証明書の交付請求(電子交付用)
徴収高計算書を提出する
給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般)
給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)
報酬・料金等の所得税徴収高計算書
利子等の所得税徴収高計算書
配当等の所得税徴収高計算書
定期積金の給付補てん金等の所得税徴収高計算書
非居住者・外国法人の所得についての所得税徴収高計算書
償還差益の所得税徴収高計算書
上場株式等の源泉徴収選択口座内調整所得金額及び源泉徴収選択口座内配当等
又は未成年者口座等において契約不履行等事由が生じた場合の所得税徴収高計算書
割引債の償還金に係る差益金額の所得税徴収高計算書
法定調書を提出する
給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の提出
給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の提出
支払調書等合計表付表(e-Tax提出分)
「e-Taxソフト(SP版)」
今年の推奨環境を見ると、MacOS 10.14.3 Mojaveも対応していることが分かったのでアップデートしました。
Safari 12のJava対応:
以前のHigh Sierraの段階で何回かアップデートがあり、Safariはバージョン12になっており、MojaveにおいてもSafari 12になっています。
「Safari>環境設定」の画面を開くと以下のような感じ。
尚、MacにおけるJavaの設定は「システム環境>Java」のアイコンをクリック。もうブラウザ側で設定することはなくなってしまったようです。
ちなみに前回のe-Tax段階ではSafari 11であり裏技として使っていた画面は以下のようになっていました。
Safari 12にアップデート後は、「Java」プラグインの項目がなくなってしまったので、この裏技は使えなさそうです。
調べてみると、Safari 12からはセキュリティのためにFlash以外の様々なプラグインは排除されたようです(こちら参照)。
それならJavaアプリは使えなくなったとかというと以下(こちらより抜粋)が手がかりになるのでは。
JavaアプリケーションはWebブラウザを使用して、Web Startアプリケーションとして(起動後はブラウザと対話しません)またはJavaアプレットとして(ブラウザと対話することがあります)提供されます。この変更は、Web Startアプリケーションには影響せず、アプレットにのみ影響します。
上記はChromeに関してですが、 Chromeは早くからJavaアプリをサポートしなくなり、Safariも12から同じようにサポートしなくなったようです。最新版のFirefoxもサポートしなくなったと思います。
ここに書いてあるように、起動後はブラウザと対話しないため別窓としてJavaアプリが単独で機能するのだと思います。
もうJavaは不要?:
いずれにせよ、これまでの裏技は使えなくなったというか、裏技自体必要なくなったのかもしれません。
実際、「マイナンバーカード+カードリーダ」の際にJavaアプリを使っていたので、今年から導入された「パスワード方式」に変更してしまえば、「マイナンバーカード+カードリーダ」ならびに「Java」自体も不要となり、これまでのような通信トラブルもなくなるはず。
ちなみに、例年通り「マイナンバーカード+カードリーダ」も使用可能のようです。
毎年e-Taxの仕様が改定されるで、今年の事前準備について調べてみようと思います(去年の一連の手続きについてはこちら)。
e-Taxの種類について:
まず「e-Tax」と言ってもいくつか種類があるようです。毎年改定されるため、いまだに全貌がつかめないというか、改定されても過去の方法(不便な方法)も混在しているため紛らわしい。
まずトップページ左下の以下の項目を見るといいのかもしれません。
あいかわらずトップページはごちゃごちゃしているので、ここにすぐに目が行くかどうかは分かりませんが、とりあえず4種類あるようです。
・確定申告等作成コーナー:Windows/Mac(Web上で作成)一部Android/iPhoneでも可能
・e-Taxソフト(Web版):Windows/Mac対応
・e-Taxソフト(SP版):スマホ用(機能が限られておりほぼ使えない)
・e-Taxソフト(ダウンロード版):Windowsのみ対応
一見「e-Taxソフト(Web版)」かなと思いますが、Macなら一番上の「確定申告等作成コーナー」を選択するのがベストだと思います。
それぞれの推奨環境(Macについて):
「確定申告等作成コーナー」
今回スッキリしたデザインになったコーナー。例年これを利用しています。Macならここで書類作成して提出。
OS:
Mac OS 10.11(El Capitan)
Mac OS 10.12(Sierra)
Mac OS 10.13(High Sierra)
Mac OS 10.14(Mojave)
ブラウザ:
Safari 11.1
Safari 12.0
PDF閲覧ソフト Adobe Acrobat Reader DC
なお、給与所得だけならスマホからでもできるようです。
iOS: 10.3 / 11.4 / 12.0 / 12.1
ブラウザ: Safari 10.0 / 11.0 / 12.0
PDF閲覧: Safari PDF Viewer
Android: 6.0 / 7.0 / 7.1 / 8.0 / 8.1 / 9.0
ブラウザ: Google Chrome 70
PDF閲覧: Adobe Acrobat Reader DC
「e-Taxソフト(Web版)」
使ったことはないけれども一応Macにも対応しているらしい。おそらくやや古いソフト(Mojave未対応)。使っている人もいるのかもしれませんが、先ほどの「確定申告等作成コーナー」があるので個人的にはこのソフトは不要。「Web版」と書いてあるので、存在そのものが紛らわしい。
尚、「確定申告書等作成コーナー」との違いについてはこちら。
OS: Mac OS 10.11、ブラウザ: Safari 11.1
PDF閲覧: Adobe Acrobat Reader DC
※ e-Taxソフト(WEB版)のみ使用
Mac OS 10.12
Mac OS 10.13
以下の申請などができるらしい(青色申告書類作成はできないはず)。
申告・申請・納税
納付情報を登録する
納付情報登録依頼 (納税手続の開始)
納税証明書の交付請求を行う
納税証明書の交付請求(署名省略分)
納税証明書の交付請求(書面交付用)
納税証明書の交付請求(電子交付用)
徴収高計算書を提出する
給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(一般)
給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)
報酬・料金等の所得税徴収高計算書
利子等の所得税徴収高計算書
配当等の所得税徴収高計算書
定期積金の給付補てん金等の所得税徴収高計算書
非居住者・外国法人の所得についての所得税徴収高計算書
償還差益の所得税徴収高計算書
上場株式等の源泉徴収選択口座内調整所得金額及び源泉徴収選択口座内配当等
又は未成年者口座等において契約不履行等事由が生じた場合の所得税徴収高計算書
割引債の償還金に係る差益金額の所得税徴収高計算書
法定調書を提出する
給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の提出
給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の提出
支払調書等合計表付表(e-Tax提出分)
「e-Taxソフト(SP版)」
スマホでできそうですが、機能が限定されているのでほぼ使えない。「確定申告等作成コーナー」のスマホ画面対応があるので、そちらを使った方がいい。おそらく開発も停滞しているのでは?たぶんそのうち撤去されるか、「確定申告等作成コーナー」に統合されるのではないでしょうか。
OS: Android 6.0~8.1、 ブラウザ: Google Chrome
OS: iPhone iOS 10.3、 ブラウザ: Safari
OS: iPhone iOS 11.4、 ブラウザ: Safari
「e-Taxソフト(ダウンロード版)」
Windows版のみなのでMacには無関係。確か当初からあるソフトだろうと思われます。ダウンロードするのでどちらかというとオフラインでも使えるという古いタイプのソフトではないでしょうか。それでも一通りの作業ができるらしいので不便ではないのかも。
事前準備(Mac)について:
今年から導入された「パスワード方式」と「確定申告等作成コーナー」を使えば特に事前準備は必要なさそうですが、去年までと同じように「マイナンバーカード+カードリーダ」なら、ドライバや証明書などの事前インストールなどが必要そうです。
e-Taxを初めて利用する場合:
e-Taxを利用するには、マイナンバーカード+カードリーダと利用者識別番号(e-Taxのアカウントのようなもの:16桁の番号)が必要です。こちらのページを参考に下準備をして登録します。
尚、今年から導入された「パスワード方式」であれば、利用者識別番号(パスワード)だけで済みます。
e-Taxを初めて利用する場合:
e-Taxを利用するには、マイナンバーカード+カードリーダと利用者識別番号(e-Taxのアカウントのようなもの:16桁の番号)が必要です。こちらのページを参考に下準備をして登録します。
尚、今年から導入された「パスワード方式」であれば、利用者識別番号(パスワード)だけで済みます。
以下からは、利用者識別番号を取得した前提での手続きです。
まずトップページの「平成30年分 確定申告特集」をクリックして先に進みます。
そうすると、「マイナンバーカード方式」か「パスワード方式」の選択画面がでてくるので、従来通り「マイナンバーカード+カードリーダ」を使うのであれば「マイナンバー方式」のほうをクリックすると詳しい手順のページが出てきます。
マイナンバーカード方式のMac推奨環境:
Macintosh 環境
Mac OS 10.11 (El Capitan)
Mac OS 10.12 (Sierra)
Mac OS 10.13 (High Sierra)
Mac OS 10.14 (Mojave)
ブラウザ Safari 11.1
Safari 12.0
PDF閲覧 Adobe Acrobat Reader DC
「STEP 4 事前準備セットアップ」に、以下の項目があるので、
ここの「事前準備セットアップの適応手順はこちら」をクリックするとPDFの説明が出てきます。今回からか、インストールパッケージでほぼ一発でインストールできそうです。かなり便利になったと思いますが、「パスワード方式」にすればこの手間も不要になるはず。
あとは以下のページから、
「確定申告書等作成コーナー」をクリック。
そうすると、このページにきます。あとは「作成開始」をクリック。
尚、この「確定申告書等作成コーナー」は、トップページの以下の赤丸のところから来れます。