まだ提出しませんが、2019年1月中旬も過ぎたので事前にいろいろe-Tax(2019提出用/平成30年度用)についてチェックしてみました。
追記:提出済み(2019年2月)の内容についてはこちら。
スマホ版(e-Tax/SP版)はまだ一部の機能しか対応していないためダメですが、PC版をスマホ(あるいはタブレット)でできないか?というあたりが気になります。
パソコンでe-Taxする場合は、前回書いたように
・「パスワード方式」によりカードリーダ等が不要になったこと
・操作画面がシンプルに改良されたこと
など、少しは使いやすくなったのかもしれません。
もはやゲーム攻略のようになってしまったe-Taxですが、今回のチャレンジとして:
・MacOS Mojave/Safariで提出(あえて最新バージョンで)
あわよくば、
・スマホで提出(SP版ではなくPC版から)
してみたいものです。
今回はそれの準備調査といったところです。
ということで、このブログのタイトルも2019年用に変えておこうと思います。
PC版:
まずはPC版から見ていきます。
いつものようにe-Taxのトップページからアクセスしてみました。
まず気になる点としては、いまだにアドレスとしてセキュアではない「http://」を使っているところでしょうか。今時「https://」でないというのも不思議です。
追記:提出済み(2019年2月)の内容についてはこちら。
スマホ版(e-Tax/SP版)はまだ一部の機能しか対応していないためダメですが、PC版をスマホ(あるいはタブレット)でできないか?というあたりが気になります。
パソコンでe-Taxする場合は、前回書いたように
・「パスワード方式」によりカードリーダ等が不要になったこと
・操作画面がシンプルに改良されたこと
など、少しは使いやすくなったのかもしれません。
もはやゲーム攻略のようになってしまったe-Taxですが、今回のチャレンジとして:
・MacOS Mojave/Safariで提出(あえて最新バージョンで)
あわよくば、
・スマホで提出(SP版ではなくPC版から)
してみたいものです。
今回はそれの準備調査といったところです。
ということで、このブログのタイトルも2019年用に変えておこうと思います。
PC版:
まずはPC版から見ていきます。
いつものようにe-Taxのトップページからアクセスしてみました。
まず気になる点としては、いまだにアドレスとしてセキュアではない「http://」を使っているところでしょうか。今時「https://」でないというのも不思議です。
トップページ左下の「確定申告申告書等作成コーナー」ボタンで先に進みます。
ちなみに、以下からのページではセキュアな「https://」になるようです。
ブラウザはSafari 12.0.2です。
フラットデザイン:
どうやらフラットデザインになったようです。
「作成開始」をクリック。
この画面もフラットデザイン。
「e-Taxで提出する」をクリック。
ちなみに前回までのデザインはというと、
角丸のボタンやイメージキャラなども描かれていて、ファンシーで何やら楽しそうな感じ。いずれにせよ情報量が多くごちゃごちゃしています。豊かさやにぎやかさを好むタイプという感じでしょうか。
パスワード方式:
「e-Taxで提出する」をクリックすると以下の画面が現れます。
ここで今回導入された「パスワード方式」が登場します。
左の「マイナンバーカード方式」を選択すれば去年までと同じようにカードリーダを接続してマイナンバーカード読み込みとなりますが、前回「パスワード方式」を登録してきたので右側をクリックします。
これで今まで煩わしかったカードリーダドライバや証明書等の不具合から回避できます。おそらく送信アプリとして使用していたJavaも不要になるのではないでしょうか。
尚「パスワード方式」の届出はこのページ右下からも行えるようです。
MacOS Mojave対応:
先に進むと以下のような対応環境ついての画面が出てきます。
どうやら「MacOS Mojave」にも対応しているようです。「Mojave」未対応を懸念していたため現段階では「High Sierra」のままです。あとで「Mojave」にアップグレードしてみようと思います(最新の環境で可能かどうか確かめる意味でも)。
追記:その後すぐに「Mojave」にアップグレードしました。
画面右下の「利用規約に同意して次へ」をクリック。
パスワード入力(要パスワード登録):
そうすると利用者識別番号とパスワード入力の画面にきます。
パスワードは去年まで使っていた利用者識別番号のパスワードと同じです(要「パスワード方式」の届出)。
利用者識別番号とパスワード入力して先へ進むとこの画面がでてきます。
画面下「OK」ボタンをクリック。
登録情報の画面が出てきます(もう既に各項目記載されています)。
画面下には、過去の情報(平成26〜29年度)を参照できるチェックボタンもあります。変更など必要であれば「訂正・変更」ボタンをクリック。
先に進むには「申告書等を作成」をクリック。
「平成30年分の申告書等の作成」をクリックするとこのように展開します。
あとは必要な書類作成に向かうだけです。
確かにデザインはすっきりして見やすいといった印象。
ちなみに、以前の画面は以下。色もややどぎつい。
いつもは青い「決算書・収支内訳書」から開始しているので、ここをクリック。
古いデザインに戻ってしまう:
すると、古いデザインに戻ってしまいました。すっきりしたデザインは先ほどのところまでのようです(残念)。今年の改良というのはここまでだったのか。
しかたなく「作成開始」をクリック。
古いデザインでもあるけれど、先ほどもe-Taxで送信するか印刷提出するかの確認画面があったはず。重複する確認画面は前回もくどかったので、このあたりも改良して欲しい。
各項目にチェックを入れ「入力終了(次へ)>」をクリック。このボタンも「次へ」だけでいいのでは?とにかく重複表現や重複手続きが多すぎる。
一番上の「青色申告決算書(一般用)」の「入力する」をクリック。
ちなみにここで何も入力せずに画面右下の「入力終了(次へ)>」をクリックすると、
こんな画面がでてくるので、間違って先に進んでしまっても大丈夫そうです。
「青色申告決算書(一般用)」をクリックすると、ようやく実際の書類作成ページにたどり着きました。
ということで具体的な書類作成をしていないので、送信画面までのチェックはできませんでしたが、とりあえず最初の流れはわかりました。
スマホ版(SP版):
さてスマホ版ですが、最初に書いたようにまだ全ての申告には未対応のようで、PC版e-Taxの代わりに使うことはできないようです。
ちなみにAndroidで試してみます。
まずトップページにアクセスすると、一番上に目立つ「スマートフォン版で見る」をタップ。
「e-Taxソフト(SP版)はこちら▶︎」をクリック。
どうやら従来のSP版(SmartPhone版)のようです。
利用者識別番号とパスワード入力画面が出てきました。
これも「パスワード方式」に登録していないと使えないはず。
「ログイン」すると、
利用者のメインページにアクセスしました。
ここで、「利用者情報」の確認や変更などができますが、「申請・納税」をタップしても、
このような内容のことしかできないようです。いわゆる確定申告や青色申告の決算書・収支内訳書などはできない模様。
ということで、ここで行き止まりでしょうか。
スマホでPC版を操作:
SP版は使えなさそうなので、PC版をスマホでもできないか?
再度e-Taxのトップページに戻り、
PCの時と同じようにの赤丸の「確定申告申告書等作成コーナー」をタップ。
ちなみに赤丸の2つ下のボタンは先ほどのSP版。
このようなスマホに対応した画面に移行します。これはSP版ではなく、通常版(PC版)がスマホに対応しているという感じです(SP版の存在が紛らわしい)。
「作成開始」をタップ。
そうすると、以下のような質問画面に移行します。
ここで、2番目の質問である「給与以外に申告する収入がありますか。」に対して「はい」を選択すると、このように「〜PC版をご利用ください。」と出てきます。
ちなみに国税庁のこのPDFにはスマホによる提出方法の一連の流れが書いてあります。もし2番目の質問で「いいえ」を答えていれば、さらに画面は続いて、最終的に「送信」画面までいくようです。しかし、給与以外の収入がある人にとっては上記画面ではじかれてしまい、いつも通りPCで提出となりそうです。
ということで、スマホではもうこれ以上無理っぽいですが「PC版へ」をタップすると、画面は小さくなって先ほどのPC版同様以下の画面。
「e-Taxで提出する」をタップ。
そうすると、推奨環境の画面に移動します。
Android 6〜9、Google Chrome 70が対応しているようなので大丈夫そうです。
画面右下「利用規約に同意して次へ」をタップ。
利用者識別番号とパスワードの画面です(要:パスワード方式)。
入力して「次へ」。
「OK」をタップで「登録情報の画面」に移行し、内容確認や訂正を行うことができます。
さらに画面を進むと、ようやく「作成開始」ボタン。
「作成開始」をタップすると、
また古いデザインに戻ってしまいましたが、右側の赤い方の「作成開始」をタップして先に進みます。
e-Taxによる提出、生年月日の確認をして、次へ。
どうやら書類入力画面までたどり着けました。
最終的な「送信」まで試してないので本当に使えるかどうか分かりませんが、もしかするとスマホでもPC版から操作可能かもしれません(推奨環境でも対応していたので)。
このあたりは次回試してみたいと思います。最初にスマホで試してみて、ダメならパソコンから送信してみたいと思います。
無理してスマホでe-Taxをせずパソコンでやってしまえばいいのですが、確定申告自体面倒なので、何か面白みを求めないと捗らないといったところです。