--

毎年Macを使ってe-Taxをしてます。失敗や思わぬ落とし穴などがあって大変です。
環境(2015年):MacOS10.9.5 Safari7.1.3で送信確認できました。
環境(2016年):MacOS10.9.5 Safari9.0.3で何とか送信終了。
環境(2017年):MacOS10.12.3 Safari10.0.3、結論:FireFoxで無事送信(設定次第ではSafari10でもOK)
環境(2018年):MacOS10.13.3 Safari11.0.3でチャレンジ(無事Safariで送信成功)
環境(2019年):MacOS10.14.3/Mojave/Safari12.0.3 パスワード方式で無事送信成功
環境(2020年):MacOS10.15.2/Catalina/Safari13.0.4 今回もパスワード方式で提出済み(特に問題なし)
環境(2021年):MacOS11.2.1/Big Sur/Safari14.0.3/IDパスワード方式で提出済(問題なし)
環境(2022年):MacOS11.2.1/Big Sur/Safari14.0.3/IDパスワード方式で提出済(去年と同じ)

マイナンバーカードやっと手にいれました

昨日マイナンバーカードの発行予約日だったので、とりに行ってきました。
役所とは別の建物が会場となっていました。
番号札をもらって待つと、呼び出されて、係の人とマンツーマンで手続き開始です。
二枚ほど住所や氏名を書き込む書類、タッチパネルによる新しい暗証番号の入力など。
暗証番号は、メインの6桁以上(アルファベット大文字+数字の組み合わせ)のもの、そのた4桁のもの3種類と、なぜか多い。
どれがどれか分からなくなるようなシステム。
しかも最後の一種類(4桁)は、今後何かに使う予定となる機能のものらしい。
この暗証番号の種類分けの時点で、使いにくいのではないかと思いました。


それをマイナンバーカードのICに焼き込む作業をお願いしている間、いろいろと説明されました。
e-Taxには、カードリーダにマイナンバーカードを差し込んで、一番目の暗証番号(6桁以上)を使うらしい。
その他、コンビニで住民票や印鑑証明書を機械を通して発行できるらしい。
免許証のように、写真付き身分証明書としては使えるらしい。

現在のところ機能はこの程度らしく、まだ他の機能に対応していないようです。
マイナンバーカードであらゆることができるのかと思ったら、まだまだらしい。
1枚で様々なことが出来るというと、逆にセキュリティ的にも危険になるわけで、このへんがまだ解決ついていないようです。
何かが便利になるかというとそれほどでもないという感じ。
結果的に、ただ単にもう一枚カードが増えただけ。

話をきいてみると、まだ1割くらいの人しか申請していないらしい。ただ、住基カードはそのうち期限切れになってしまうだろうし、e-Taxなどやるにはマイナンバーカードに切り替えておいたほうがいいというのは確か。

約50分ほど手続きにかかり、ようやくマイナンバーカードを手に入れました。
一人につきマンツーマンでこんなに時間がかかるということは、一日に発行完了できる人数もそれほど多くないのでは?と質問したら、この場所では1日に100人弱しか手続きできないらしい。つまり1週間で500人。1年間でも25000人程度。かなり時間かかりそう。

このような段取りの悪さ、1割程度の普及率、システムの不明瞭さなど、まだまだ改良されなければいけない部分がたくさんありそうです。

ようやく個人番号カード交付案内到着

5ヶ月以上も前に登録した個人番号カード交付の連絡が郵送されてきました。
3月中には交付されるとあったのですが、途中で不具合があったようで、ここまで伸びたということです。
予約してから受け取りに行くようなシステムになっています。
これで次回からは、個人番号カードを使ってe-Taxになります。

Java Version 8 update 91

本日、Java Version 8 update 91をインストール。
来年のe-Taxでは推奨いくつになっているだろうか?
インストールされているJavaバージョンの確認はこちら

2015年と2016年に必要なものの比較

去年(2015年)e-Taxで提出できたからと言っても、今年(2016年)も同じMacを使って提出できるとは限りません。きっとできないはず。なので、去年と今年の違いを以下に書いておきます。

2015年3月に必要だったもの:
(1)ICカード(住基カードのみ)
(2)Mac対応カードリーダとドライバ
(3)利用者識別番号
(4)ルート証明書
(5)公的個人認証サービスクライアントソフトVer2.6.1(もしくはVer2.5)
(6)Smart Card Services(MacOS10.6〜10.10まで対応)
(7)Java 6(たぶん、去年の3月時点では6だったはず)
(8)MacOS10.7~8の場合Safari6.1、MacOS10.9の場合Safari7.0

2016年3月に必要なもの:
(1)ICカード(住基カード・個人番号カード
(2)Mac対応カードリーダとドライバ
(3)利用者識別番号
(4)ルート証明書
(5)公的個人認証サービスクライアントソフトVer3.0
(6)Smart Card Services(MacOS10.6〜10.11まで対応)
(7)Java 8 update 65以上
(8)MacOS10.8の場合Safari6.2、MacOS10.9の場合Safari7.1、MacOS10.10の場合Safari8.0

去年と今年の違い(赤文字部分↑)
(1)は今年から個人番号カードも使用可能。
(2)〜(4)は去年と同じ。
(5)はVer3.0を要インストール。
(6)は、OSのバージョンが変わった人やMacOS10.11を使っていれば要インストール。
(7)のJavaも最新版へ要アップデート。
(8)では、今年からMacOS10.7以下はもう対応してないようです。JavaやSafariが最新版であれば案外大丈夫なのかもしれないけど、試してないので分かりません。
それとSafariのバージョンもOSに応じて違いますが、結果的に最新版Safari9.0.3でも問題なし。

ということで、去年大丈夫だった人でも、(5)(6)(7)を新たにインストールしないと、送信エラーとかでちゃうと思います。

ダウンロードファイルをインストールする際にいちいちセキュリティにひっかかることもあるので、アップルマーク>システム環境設定>セキュリティとプライバシーへ行って、ウィンドウ左下の鍵を解除して(要管理者権限パスワード)、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の「すべてのアプリケーションを許可」を選んでおけばいいでしょう。終わったら、また元に戻しておいて下さい。



2016:e-Tax提出後の後日談

昨日、外出した際にたまたま税務署の近くを通ったので、ひとつ疑問に思っていたことを質問しに行ってみました。

利用者識別番号のオンライン登録
質問は、利用者識別番号の取得方法についてです。私の場合、かなり前に取得したのですが、そのときはまだ必要事項を記入した書類を郵送し、数週間後に利用者識別番号が郵送されてくるという感じでした。今年のe-Taxのサイトを見ると、いつのまにかオンラインで登録申請できるようになっていました(実は去年それをやっていたのですが、以下に)。税務署の係員が言うには、オンラインで登録後すぐにe-Taxを開始できると言っていましたので、利用者識別番号が郵送されてくるまで数週間待つ必要もなくなったというわけです。この部分は進化したなあと感心しました。

去年(2015年)の失敗
実は、去年(2015年)、それまで(2014年まで)使っていた利用者識別番号を一旦消去して、新たにつくりかえしました。e-Taxの新しいアカウントをつくりかえたという感じです。というのは、去年は去年で、それまで使っていた古いMacBook OS10.6.8ではe-Taxには対応できなくなっており、新しいMacBook Proに乗り換えし、再度e-Taxの準備セットアップから始めてトラブル続出でした。パスワードもロックされ、なかなか送信できない状態。しかも締め切り間際。
住基カードのロック解除も2回行ったと思います。さらには最後の送信画面のところで、いろいろいじっているうちに利用者識別番号のパスワードすらロックされてしまいました。そこで、税務署にもロック解除しに行くことになったのですが、新しいパスワードは郵送で1〜2週間後に届くと言われました。それじゃ、確定申告の締め切り日に間に合わない。どうしたらいいかと相談すると、「今回はe-Taxは諦めて書面提出して下さい」と勧められました。

裏技
しかし、せっかくここまでe-Taxの入力も済んで保存データもあるし、あとは最後の送信だけなのに、また全部やり直しってのも納得できませんでした。しかも締め切り日間際のために書面提出の列も長い。完了するまで1時間はかかるかもしれないと言われた。ほんの数分で終わるはずの送信作業ができないために、また数時間費やすのも本末転倒だろうと。
そんなことを税務署の人に言っていたら、確かに気の毒だなという感じで、「ひとつだけ方法があります」と言われました。
それは、いままでのe-Taxアカウント(利用者識別番号)を廃棄して、新たにアカウントを作り直すということでした。1〜2週間もパスワード郵送のために待つ必要もなく、そして税務署のこの長蛇の列に並ぶこともなく、早ければ10分くらいでできるというものでした。アカウントの破棄の仕方と新たな申請の仕方を教えてもらって、持ち込んでいた自分のMacBookでその手続きをしました。アカウントはすぐに出来上がり、引き続きデータ送信までの作業にとりかかりました。もちろん新パスワードも念入りにメモっておきました。

そして、データ読み込み?送信?
ただ疑問に思ったのは、前のアカウントで保存したデータが、新たなアカウントで読み込みできるのかということです。その部分については、多少税務署の人も半信半疑でしたが、結果的には読み込み可能でした。つまり、保存データは利用者識別番号には依存していないデータ形式ということでした。アカウント番号(利用者識別番号)は変わってしまいましたが、引き続き作業が可能となり、最後の送信画面。パスワード要求画面にも細心の注意を払って間違えないように入力。無事終了。一発逆転という感じでした。10分程度の作業(Wi-fiは税務署のではなくて、自分のモバイルWi-fi使用です)。

もし書面提出へ切り替えていれば、持ち帰って新たに作業し、そして長蛇の列の税務署へ再度行くともなれば、もう1日かかっていたところでした。

今年(2016年)の税務署の様子
そんな去年のことを思い出しながら、税務署内の様子を眺めていましたが、相変わらずこの時期は人があふれていました。e-Taxコーナーには、パソコンが30台くらいは並んでおり、満員状態。おそらく一人1時間は作業にかかるはず。さらに、それを待つために並んでいる人たちも。聞いてみると、1時間以上並ばないとダメらしい。
問題なく自宅でe-Tax送信までたどりつければ、e-Taxの本来のよさが発揮できるのだろうけど、いろんな問題を抱えて税務署でアドバイス受けながら作業することになれば、書面提出したほうが結局早いという感じ。税務署の人も遠回しに、ここに来て作業するより書面提出のほうがいいですよと苦笑いしながら言っていました。

2016:e-Taxに必要なもの(端的に)

以前の「2016:e-Taxのまとめ」の投稿でも書きましたが、もっと端的に書いておきます。
以下、e-Tax(2016年)に必要なもの。

(1)ICカード(住基カードまたは個人番号カード)
(2)Mac対応カードリーダとドライバのインストール
(3)利用者登録番号(「開始届出」こちらから登録
(4)ルート証明書インストール(こちらから
(5)公的個人認証サービスクライアントソフトVer3.0インストール(こちらから/頁下あたり)
(6)Smart Card Servicesのインストール(住基カード使用の場合)(こちらから/頁中あたり)
(7)JRE(Java実行環境・JRE8.0 update 65以上)のインストール(こちらから

パスワードは3種類でてきます。パスワードロックかからないように注意してください。
・Mac本体の管理者権限のパスワード
・ICカードのパスワード
・利用者登録番号のパスワード

このブログでも書いてあるように、いちいちダウングレードなんかせずに、
Macbook Pro
MacOS10.9.5
Safari9.0.3
Java 8 update 73
で、e-Tax送信確認できました。
この環境は、推奨環境ではなかったのですが、結果的に大丈夫でした。最初のほうで、Safariのバージョンについて推奨環境じゃないと怒られますが、強引に先へ進めます。諦めないように。

(5)は去年のVer2.6.1ではダメでした。Ver3.0をインストールし直しましょう。
(6)は住基カード使用者対象ですが、忘れずにインストールしておきましょう。
(7)Javaも最新版(Java 8)にアップデートしておきましょう。
   Javaのセキュリティや各種設定については、こちら

最後の送信でエラーが出る人は(5)〜(7)のどれかがバージョン低いとかかもしれないです。今年は今年でバージョンアップ必要です。

(1)〜(7)の7項目をクリアすればよさそうですが、ひとつの項目の中にさらにいくつか問題が潜んでいて、合計数十個の問題をクリアしなければ行けない感じです。OSやブラウザのバージョンが微妙に違うとか、各種ソフトのインストールが上手く行かないとか、認識してくれないとか、パスワードロックかかってしまったとか、途中までは上手く行ったけど最後のデータ送信がダメだったとか、問題はたくさんあります。毎年、各種ソフト等の改良と更新が行われるため、前年のやり方が通用しないという感じです。それがe-Taxの現状です。

2016:Javaコントロールパネルの設定

前の投稿で書いたように、MacOS10.9.5、Safari9.0.3で2016年3月提出のe-Taxは送信できましたが、同じような環境でもダメな場合もあるようです。理由はよく分かりませんが、Safari9じゃなくてSafari8にしないとだめということでしょうか?そんなことはない、たぶんJavaの問題かもしれません。
とりあえず、以下にデータ送信できた私の環境をもう少し詳しく画像も加えて掲載しておきます。

まず、MacOSについて、




















そして、システム環境設定>セキュリティとプライバシーのファイヤーウォールは切ってあります。以下。




















続いて、Safariについて、















MacOS10.9の場合Safari7.1が推奨らしい(それって去年の話、古すぎだろ)、Safari9だと怒られますが大丈夫です。
メニューバー>Safari>環境設定に行って、「セキュリティ」と「プライバシー」は以下のような感じ。
















そして、Javaについて。まず画面左上アップルマーク>システム環境設定に行き、























この↑システム環境設定の一番下に「Java」とありますね。それをクリック。
そうすると以下の画面。
























これ↑がJavaコントロールパネルですね。上部、「一般」タブを選び、「バージョン情報(B)」をクリック。そうすると以下がでます。














ここに↑、「バージョン8の更新73(ビルド1.8.0_73-b02)」と書いてあります。
もう一度先ほどのJavaコントロールパネルに戻って、ついでに「更新」タブのほうもクリックしてみます。そうすると、以下のような感じ。「Java 8 Update 73」と書いてあります。いちおう推奨バージョンとも書いてますね。もしJava 8未満であればここから最新版ダウンロード
























つぎに、この画面↑の上部「更新」タブのとなりの「Java」タブをクリックしてみます。
そうすると以下がでます。
























この画面↑の「表示(V)...」をクリックしてみます。















Javaのアップデートをしていなくて、バージョンが低いと1.6(Java 6)とか1.7(Java 7)になっているかも。1.8(Java 8)にアップデートしておいたほうがいいと思います。
Java Runtime Environment(JRE)のパスがのってますね。長いので全部見えませんが、
/Library/Internet Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin/Contents/Home/bin/java
になっています。「ユーザー」「システム」とありますが、どちらも同じです。というか「ユーザー」のほうで変更可能みたいですね。でも、とくにいじらないでおきます。
つぎは、もとに戻って「セキュリティ」タブをクリックします。

























セキュリティのほうは、こんな感じ↑になっています。例外サイトにe-Taxのサイトが入ってますね。もしなければ、「サイト・リストの編集(S)...」で追加入力で入れておきます。ちなみに「https://〜」になっていますのでご注意を(sがついています)。
つぎに、最後の「詳細」タブ(上部右端)です。
スクロールしないといけないくらい項目があるので3つに分けてのせておきます。



























このへんは、特にいじったことはないと思うのですが、こんな感じになってます。
ということで、以上がJava関連の設定内容でした。
あと考えられるのは以下でしょうか。

「ルート証明書」
e-Taxの最後の送信画面がJavaアプリなので、このへんのバージョンや設定が異なるとダメになっちゃうんでしょうかね?
もしJavaのほうがOKなら、あとは「ルート証明書」を再度インストールし直すとかでしょうか(こちらからダウンロード)。リンク先の画面下の方にMac用がでてきます。

「公的個人認証サービス利用者クライアントソフトVer3.0」
それと、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフトVer3.0」もインストール。去年のVer2.6.1はダメなので、Ver3.0をインストールし直さなければいけないようです(こちらからダウンロード)。どうやら今年から個人番号(マイナンバー)での利用も可能になったようで、それでバージョンアップしてあるようです。
追記:Ver3.0のインストールだけではなく、「Smart Card Services」もインストールする必要があるみたいです(住基カードの場合)。このページの以下のところから(直リンクはこちらから)。以下のページの「(注5)設定における注意事項があります。」も読んでみてください。いろいろ解決策が書いてあります。

















「ICカードのパスワードロック確認」
もちろん、ICカード(住基カード/個人番号カード)がパスワードロックかかってない状態じゃないとダメです。それを確かめるには、とりあえずアプリケーション>ユーティリティ>公的個人情報サービス>JPKI利用者ソフト.appを立ち上げて、使ってみるといいのではないでしょうか。カードリーダをMacにUSB接続し、住基カードを挿入して、住基カードのパスワード要求画面がでるので、間違わずに入力します。











この画面↑では、住基カード用のパスワード入力。
そしてJPKI利用者ソフトの画面が以下。Ver3.0です(Ver2.6.1じゃなくて)。

















上の画面の「動作確認(S)」を押すと問題ないか確認できると思います。

















この画面↑で「実行(E)」ボタンを押せば、それぞれの項目で「〜OK」が出ていれば問題ないと思います。
再度、JPKI利用者ソフトの画面に戻って、「自分の証明書(U)」をクリックします。










またパスワード要求画面ですが、ここは住基カードのパスワードですね。もしロックされていれば、当然ここから先へは行けないと思います。ロックされていなければ、次の画面へ進み、自分の個人情報(氏名、生年月日、住所など)が記載されたページが見れるはずです。

「JPKI利用者ソフトのJava実行環境への登録」
ここで問題なければ、住基カード、JPKI利用者ソフトVer3.0は大丈夫ということです。
もし問題あるとすれば、アプリケーション>ユーティリティ>公的個人情報サービス内にある「Java実行環境への登録.app」をダブルクリック。パソコン管理者権限のパスワード要求画面がでてくるはずです。これも間違えずに入力すると、以下の画面がでてきます。









ちゃんとJPKI利用者ソフトが登録されたようです↑。これをやって状況が良くなるかわかりませんが、一応やってみるといいのではないでしょうか。


もしパスワードロックもされていないけど、最後の送信がなかなか上手く行かないというなら、もしかすると「ルート証明書」の問題だったりするのかもしれません。
ちなみに、私の場合、「ルート証明書」は去年(2015年3月)ダウンロードしたものを今回使いました。
今年ダウンロードしたものが使えないというのがあるのでしょうかね?
そのへんはよく分かりません。

とりあえず、以上ですが、分かる範囲で書いておきました。

2016:e-Taxというネトゲ

ここまでe-Taxが面倒だと、「e-Tax Quest」のようなゲーム(ネトゲ)に見えてきますね。
事務作業的なストレスを超えて、ゲームとして楽しむしかないです。悪戦苦闘や達成感がほどよい刺激や快感になるのかもしれないです。

まずQuestに出発するための下準備しながら、武器、防具、秘伝の書などのアイテムを集めつつ、途中で出くわす敵をクリアしながら、最終的なゴールを目指すという感じ。

武器は、ICカード。
「住基カード」という3年で使い物にならなくなる消耗品。まだぎりぎり使えるけど、もはやレガシーアイテム。そのかわり今年から導入された「マイナンバーカード」という新武器が登場。現在「住基カード」を所持していても、新武器「マイナンバーカード」を手に入れる準備も忘れてはならない。

しかし、武器だけあってもダメで、武器を装備するための、ICカードリーダというアイテムも自力で手にいれなければならない。しかも、ICカードリーダなら何でもいいわけではなくて、Macに対応している種類を見分ける必要もある。この時点でMac版e-Taxの敷居の高さが伺える。さらには、それを使うためのドライバという書も手に入れなければならない。これでようやく武器はつかえるようになる。

武器を装備すれば、すぐにe-TaxのQuestに出発できるわけではない。つぎは、Questに出発するための資格が必要。最終的にはそのための利用者識別番号という、これは戦士としての称号みたいなものが必要だけれども、その資格を得るためにも、PC利用環境というさらなる条件が必要となる。Mac版は、アイテム数が少ないためこの条件の敷居が高い。OSやブラウザのバージョンが違うと、その資格は与えられない。ここでしばらくはこの資格を得るためのミニゲームに時間を費やさなければならない。いわゆる最低限必要なレベ上げみたいなもの。

Mac版は大抵の人が、最初は条件不適合と判断される。これまでも、一発で条件が満たされたことはなかったように思う。しかし、実状としては、初期段階で多少条件が満たされなくても、最後までクリアできることはある(いままでがそうであったので)。途中でいつダメになるか、ハラハラしながら進んでいくけれども、それはゲームとしては緊張感が得られてちょうどいい。初期段階で門前払い食らったので、やむなく書面提出に切り替えるという人もいるかもしれないけれど、そんなことはない、なんとかなると思う(ゲームなので)。

レベ上げもある程度終わって、戦士(利用者識別番号と利用環境)という称号を手にいれれば、いよいよ作成開始という入り口からQuestに出発できるようになる。レベルが足りないのに、強引に出発しても、すぐにそれ以上進めない壁にぶち当たるだけ。おそらくレベ上げに必要な時間は半日くらいではなかろうか。レベ上げが1時間程度で済んだ人は、相当運がいいか、初期アイテムに恵まれていたかである。

Questの途中では、簡単に倒せる雑魚キャラもいるが、要所要所でパスワードを要求してくるトリッキーな敵もいる。ここでパスワードという呪文をかけ間違えれば、その場で戦場から追い出されることもあるので注意しなければならない。もしそうなると、また最初からやり直すことにもなりかねない。最悪、パスワードロック解除が必要となることもある。そうなると、もはやこれ以上の戦闘は続行不可能となる。後日、ロック解除後あらためてQuest再開となる。
。セーブ機能が所々にあるので、そのためにもセーブは怠らないほうがいいかもしれない。
元々一筋縄では行かないので(そういう仕様)、セーブしながら以前行ったフィールドに何度か戻ったりしながら、少しずつQuestを進めていくことになるはず。

Questの最後のほうでは、データ送信という最も緊張するラスボスがいる。その時点では、すべての条件が揃っていないと、すぐに敗退。もちろん、一発で倒せるという感じではないので、何度か元に戻っては、同じ作業を繰り返しながら、またラスボスにチャレンジすることになるはず(私の場合、3回くらいは挑んだ)。特に今回(2016年版)の場合は、前年のクライアントソフトVer2.6.1は効かないので、あらかじめVer3.0という新しいアイテムを所持していなければならない。やはりゲームとしてマンネリ化しないためにも、去年のアイテムの使い回しが効かない。そう簡単には倒されないぞという感じ。基本的に前年のアイテムでも使えるものあるけれども、新しいアイテムじゃないとダメなものもあるので、アイテム収集はマメにやっておくほうがいい。そのために前年行った内容を、また新たにやり直すこともあるので、そのへんはめんどくさがらないほうがいい。ある程度の反復作業は念頭に置いておいたほうがよさげである。

Javaという敵もいる。もちろん他のアイテムと同様、バージョンの条件が満たされていなけれならない。また、Javaアプリのブロックという技も使ってくるので、一瞬攻撃がはね返されるけれども、信頼ボタンをクリックしていけば何とかなる。上級者はこのブロック技を使えなくするスキルをあらかじめ手に入れていることもある。スクリーン左上アップルマーク>システム環境設定>Java>Javaコントロールパネルという箇所へ行く必要がある。そこでセキュリティを押して、サイトリストの編集でhttps://www.keisan.nta.go.jp/を加えておく。このような上級者向けのスキル活用があれば、Questもよりスムースに進行していくわけだけれども、大抵はあとから気付く感じ。来年のQuestで使おうと思ってても、忘れていたり、また微妙に仕様が変わったりと、前年のやり方を反復できないことも多々あるので、毎回新たなQuestを経験する感じになると思う。それが、e-Taxというゲームを飽きさせない国税庁の工夫なのかもしれない。同じことは繰り返さない、毎年新しい何かをリリースし続ける感じ。
今年はスマホ版もリリースされて、今後はPC版よりもスマホやタブレットでe-Taxが本流になっていくかもしれない。どちらが便利か、どちらが面白くなっていくかは今後の開発に期待したい。

ちなみに、去年は去年でけっこう苦戦、それ以前は、まだまだレベルも低くて毎回なんとかクリアしていた感じ。今年はかなりレベルがあがったから楽勝と思っていたけれども、やっぱり一発では倒せなかった。来年も、おそらくクリアするには一晩くらいは時間を費やさないといけないと予想している。




2016年3月提出:e-Taxのまとめ

*もっと端的にまとめたほうはこちら

まとめです。以下の環境で提出できました(住基カード使用で)。
環境:MacBook Pro/MacOS10.9.5/Safari9.0.3/Java ver.1.8.0_05
   公的個人認証サービス利用者クライアントソフトVer3.0(ここからダウンロード
   (MacにインストールされているJavaのバージョン確認方法はこちら

まずパスワードが3種類あり、これを間違えないように。

(1)Mac本体の管理権限者のパスワード(ソフトのインストールなどの際)
(2)利用者識別番号(16桁)のパスワード(e-Tax用というのでしょうか)
(3)住基カードのパスワード(カードリーダ利用時などに)

特に(3)のパスワードを間違えると、ロックがかかってしまい、役所にロック解除に行かなければいけなくなります。たしか5回までだったかな。(2)を間違ってロックかかってしまうと、これまた同じように大変だと思います。ロック解除するにはかなり時間(というか日数)が必要となったかも。裏技として、新たにアカウント作り直しするというのもあります。もしかしたら今年から仕組みが少し変わって、やりやすくはなっているかもしれませんが、いずれにせよロックかからないように注意したほうがいいです(と言ってもあーでもないこーでもないとやっているうちにロックされちゃうのですが;;)。


「公的個人認証サービス利用者クライアントソフトVer3.0」をMacにインストールしておくこと。去年までは「Ver2.6.1」でも動いていたけど、今回はエラーがでてしまいました。バージョンアップしておきましょう。
追記:Ver3.0のインストールだけではなく、「Smart Card Services」もインストールする必要があるみたいです。このページの以下のところから(直リンクはこちらから)。

















↑(注5)の設定における注意事項も読んでみるといいと思います。いくつかのエラーの対処方法が書いてあります。
私の場合、これは去年やってました。各OSのバージョン(10.6から10.11まで)に応じてダウンロード&インストール(以下)。











今年始めてMacでe-Taxという人は:
・ICカード「住基カード」または「個人番号カード(マイナンバーカード)」が必要。
  住基カードは3年で期限切れになるので、過去3年以内につくったカードでなければいけません。申請は役所で行っていましたが、マイナンバー制に切り替わったために、住基カードの交付は2015年12月27日で終了しています。住基カードが期限切れ、あるいは持っていなれば、マイナンバーカードを手に入れなければいけません。マイナンバーカードの発行はオンラインでも行えますが、手元に届くまでにはかなり時間がかかるかもしれません。私の場合、2015年12月に申請しましたが、いまだに届いておりません。役所のホームページには2016年3月以降になる場合もありますと書いてありました(遅すぎ)。
・利用者識別番号(16桁のe-Taxのアカウント番号)が必要。
  「開始届出書」をオンライン申請することで取得可能。
ルート証明書インストール
・Mac対応カードリーダの購入とドライバインストール(去年の投稿を参照
・公的個人認証サービス利用者クライアントソフトVer3.0(ここからダウンロード
・「Smart Card Services」(こちらからOSに応じてダウンロード)
・Javaを最新版(8.0 update 65以上)をインストール(こちらから


こんな感じで、とにかく事前の登録作業や下準備が多すぎ、かなり手間がかかります。
パソコンですぐに終わるだろうと思っていると、思わぬトラブルがよく起こるので、締め切り前日なんかにはやらないほうがいいと思います。3日くらいは余裕をみたほうがいいでしょう。特にパスワードロックとかしてしまうと、夜中や週末だと役所が開いてなかったりして、間に合わなくなったりします。パスワードロック解除日も予定にいれておきましょう。

今頃の税務署は特に混んでいて、書面提出だと長い列にならんで、いちいちチェックされながら面倒です。たしかにe-Taxのほうが列に並ばなくでもいいし、夜中もできるし、便利なんですが、一旦トラブルにハマると(送信エラーとか)、もう諦めて書面で明日出しに行こうかと思ったりもします。本人のミスというのもありますが、元々e-Taxのシステム自体が手間がかかるようにデザインされているんです。正直かなりストレスたまります。ゲームや他のソフトが、いかに使いやすくできてるかが実感できます。でも、これしかないので、毎年この難しいソフトを攻略しなければいけないというわけです。元々、確定申告自体面倒な作業ですが。仕方ないので、なんとかやっていくしかないですね。

来年になると、マイナンバー制に切り替わると思うので、またやり方が今年と違ってしまうでしょう。毎年、新しいネタばかり登場してきます。スマホでもできるようになったけど、きっとそっちのほうもいろいろ問題ありそうですね。というわけでまた来年。

2016:送信リトライ(結果:無事終了)

前回の投稿では、最後の最後で送信エラーとなってしまったので、もう一度パソコン環境などをチェックしてみるところから始めます。
推奨環境についてはここから見れます(以下)。























去年の投稿も見てみたんですけど、そしたら「公的個人認証サービス利用者クライアントソフトVer2.6.1」を使っていたようです。上の説明には、Ver3.0となってますね。これが敗因だったのかも。早速、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフトVer3.0」をクリックしてインストールしてみました。ダウンロードサイトはこのページです。
ちなみに、現在Java 8を使っています。Java 6や7だとダメかもしれないです。

早速リトライです。また保存データを読み込みところからです(前回前々回の投稿を参照してください)。到底1時間では終わりませんでしたね。
またここからです(以下)。















データを読み込み、次の画面へ。先へ進んでいきます。
前回失敗したところです↓。










カードを入れ直して、画面下にあるボタンをクリックです。
すぐにパスワード(住基カード用)の要求画面がでてきます。
パスワードを入れるとJavaアプリの画面へ進むはずです。前回はここでJavaアプリが表示されないエラーとなりました。
しかし、今回は、、、(一応クライアントソフトVer3.0を入れ直したので)















すぐにこの画面がでました。チェックをいれて「実行」。
おおっ!でてきました。















そして「次へ」を押して進むと、















こんな感じ、「パスワード間違えるな」って今回からは注意してきますね。かなりの人が間違ってるんでしょうね。ここは利用者識別番号のパスワードです。住基カードのパスワードではなくて。












するとこんな画面もでてきましたね。もちろん「続行」。















「〜送信しました。」らしい。これで無事ゴール。長かった><
まさに丸一晩かかりました。もう外は明るいです。途中で失敗なんて、寝るに寝れないですよね。
「受信通知確認」も念のためやってみましょうか。
















それから、

































やっと「ご利用ありがとうございました。」が出て来て無事終了(途中無事ではなかったけど)。







はい、ここまでくればほんとに終了です。お疲れさまでした。

感想:
やっぱり一筋縄では行かなかった。去年と比較して、改良はされているみたいだけど、まだまだすんなりいきませんね。まさかソフトをダウンロードしないといけないなんて。去年も微妙に環境かわってソフトのダウンロードしたのに、今年も。
毎年、なにかしら変わってしまうのが面倒ですね。去年と同じようにっていかないので、毎回初心者に戻る感じです。
そんなこともあろうかと、ここに記録しているというわけです。

2016:入力作業のつづき

とりあえず以下の画面から。


















ここで事業所得の数値など入れ始めますが、
少し前の画面に戻って、以下の画面の時、



















ピンク↑の「所得税コーナーへ」をクリックして進んできましたが、その下にある「青色申告決算書収支内訳書コーナーへ」から始めたほうがよかったかもしれません。去年の投稿を見ると、青が上でピンクが下になっていました。なんで上下変えたんだろう?
途中でデータ保存したので、再度読み込みさせて、青色からやってみようと思います。
















もう一度トップページから入り直して、3ページ目のこの↑ページに来ます。
トップページの中の「申告・申請」にある「個人で電子申告をするには」をクリックし、
次の「個人でご利用の方」のページで「>>確定申告書を作成する」ボタンをクリック。
そうすると上の画像のページに来ます。

データ保存してあるので、「→作成再開」ボタンをクリック。












次に保存したデータの読み込みです。青とピンク両方をひたすら数値入力です。



最終的に、以下の画面まで来たら、ようやくICカードリーダの登場です。










でてきました。パスワード要求画面。











ここでよくパスワードを間違って入力していたんですが。
ここは住基カードのパスワードです。この部分に関しては去年の投稿に書いてあったので、今回は間違わずにクリア。
間違うとロックがかかって、役所にロック解除に行かなければいけなくなります。たしか5回までだったかな。

しかし、ここで問題発覚!!!
パスワードをクリアして次の画面に進んだのですが、ウィンドウが開きません。たしかJavaのアプリケーションのウィンドウだったはず。その部分がまったくの空白です。しばらく待ってみても空白画面のまま。ウィンドウの枠すら表示されません。
そのページの注意書きに、ブラウザの表示倍率を100%にしないと表示されないことがあると書いてあります。ためしにSafariのメニューバー>表示>拡大を一回やってみました。
すると、ウィンドウがでてくるであろう箇所に、以下のサインが、、、








やはりJavaのアプリがブロックされて表示していないようです。ちょっと焦ってきましたが、いちおう上の→をクリック。すると、こんどは、









こんなのがでてきたので、すかさず「信頼」をクリック。
すると次はこの画面↓。









ここでも「リスクを受け入れて〜」にチェックを入れ、「実行」ボタンをクリック。


ようやく下の画面が見えてきました。Javaのアプリが動いたようです。














認証局サービス名には、
公的個人認証サービス(住基カード)
公的個人認証サービス(番号カード/マイナンバーカード)
の選択があります。私の場合、「住基カード」のほうで。
そして「次へ」をクリック。
一手ずつ緊張しますね。














クリックした瞬間、こんな警告ウィンドウがでました。もちろん「OK」押しますが、さらに緊張します。

しかし、次の画面が、、、

処理できなかったらしいです。つまり失敗。
緊張しながら、ひとつずつ克服してきましたが、最後の最後でエラー><
やっぱりすんなりいかないですね。













画面下のほうにエラーの対処方法がのっていますが、ちゃんと救ってくれるでしょうか。
とりあえず、「送信エラー等の場合の対応方法について」をクリック。
エラーコードは「AF0020-1011」です。











Javaと利用者ソフトの相性が悪いのでしょうか。JPKIソフトを入れ直すとかしたほうがいいんでしょうかね?
単なるちょっとしたエラーかもしれないので、「<送信準備へ戻る」で、ひとつ戻ってみて、リトライしてみようと思います。それでもダメなら、ソフトをインストールし直すとか、なにか手を打たなければなりません。
一応、データを保存し直しておきます。

この画面に戻ってきました。ここからやり直しです。










とりあえず、ここで一回おしまい。続きはまた次の投稿で。