環境:
MacOS10.12.3
Safari10.0.3
3月に入ったのでe-Taxをそろそろやろうかと、昨日から領収書など引っ張り出してきました。
この整理が面倒なのですが、いざ始めると「次はこれ、その次はこれ〜」という感じで、一つずつ克服感を味わいながら、案外着々と片付いていきます。やり始めようと思うまでが大変ですが。
ようやく書類も整理も終わり、いつものようにエクセル(Macなので実はNumbers)で金額などを入力するだけです。後は自動計算してくれるように、だいぶ前にエクセルの数式は組んでおいたので楽です。
そしていよいよe-Tax突入。
早速ブラウザが対象外。そうです、いつも使っているChromeのままアクセスしてしまいました。Safariに切り替えです。
以前もうすでに「JPKI利用者ソフト.app」で自分の証明書などをマイナンバーカード+カードリーダ(SCR3310-NTTCom)で動作確認済みなので、多分大丈夫なはず。しかし、最後の送信でいつもつまづくので、今回もどうなることやら。最後の送信はJavaのアプリです。Javaも今回アップデートしてあるし大丈夫なはず。残るはやや対象外のSafari10(e-TaxはSafari9.1まで)。
しかし、もうここでネタバレですが、今回の最後の送信では、
Safari10ではダメでした。そしてネットで検索すると、
FireFoxで送信できるらしく、やってみると無事成功。
ここまで書くともう何も書くことはないかもしれませんが、一応途中までキャプチャした画像があるので、いつものように書いて行こうと思います。
まずは、
e-Taxのトップページを開いたら、すぐさま上画像の赤丸をクリックですぐに入力作業のページに行けます。
そして去年もe-Taxをやったことあれば、「過去の年分のデータ利用」をクリックです。
またこの「推奨環境外」の警告画面が出ますが、下の黒枠内でチェックマークを入れて強引に進んでいきます(ここは去年も同じ)。
後は利用者識別番号、そのパスワードを入力するページがあったりしながら進んでいきます。
そうするとようやく書類作成のページに来て、どれから始めるか選択します。個人的にはトップの赤い所得税と次の青い青色申告決算書を書くのですが、青からやり始めて、次に赤をやったほうが順番的には良かったはず。「青→赤→そのまま送信」という流れだったと思います。赤が一番上にあるので、赤からやると、青を終わった後にまた赤に戻らないと行けなかったような。
まあ、どれからやっても書類を保存しておけば、いいだけです。
早速金額などの入力をしていきます。だいたい見慣れた画面と項目なので、特に問題はない感じ。ただ、今回からやたらと確認ダイヤローグ画面が出て来ます。保存していないとか言われるので、一応途中で保存しつつOKを押してどんどん進んでいきます。
青も終わり赤も入力して、最後の送信画面にきました。
いよいよです。ここでカードリーダをUSB接続しマイナンバーカードを挿入しておきます。
相変わらずJavaがブロックされて、すんなりとアプリ画面は開きません。「Javaを使用するにはここをクリック→」をクリックし、さらに確認ダイヤローグ。ここも「毎回使用」を押します。
こんな赤文字のドッキリするような警告画面も出て来ますが、左下にチェックを入れ「実行」。
そうすると、住基カードかマイナンバーカードの選択画面が出ます。もちろん(番号カード)というほうです。番号カードって書くよりもマイナンバーカードって書いたほうが分かりやすいと思う。
そうすると、またもや確認画面。確認画面が多すぎる。でも、パスワード間違うなって書いてあるのはいいかもしれません。以前何回かロックされた経験があるので。
ここは、マイナンバーカードのパスワードなので、メモを引っ張り出して来てさて入力のスタンバイ状態でいると、、、
この画面。次にパスワードの画面が出てくるはずなのに、何も出てこない。しかもずっと。
仕方なく一度戻って、再度チャレンジしてみても、ここから進まない。もしやこれがSafari10における落とし穴か???と思って、ネットを調べてみると、FireFoxならいけるかもしれないという情報がありました。
ここまでSafari10でやって、いきなりFireFoxにかえるも悔しいので、しばらく環境設定などいじりながらSafari10で試していましたが、相変わらずこの空白の画面から変化はなし。
やはり、いざというFireFoxで再度e-Taxへログイン。途中で保存した書類を読み込ませて、すぐに送信画面へ向かいました。
FireFoxだとこんな感じです。「Javaを有効にします。」をクリック。
こんなのも出て来ます。「常に許可する」をクリック。
おお、出て来ました。マイナンバーカードのパスワード入力画面です。すごいFireFox。
もう大丈夫そうな気配。
画面を進み、送信。おお、行けた。
「さて受信通知確認」をクリック。
あれ???受け付けできませんでした???
またもやすんなり行きません。
しかし、よくみてみると、、、
このエラー、どうやらマイナンバーカードがまだe-Taxに登録されていないらしい。
「電子証明書の再登録」を押してみることに。
そして登録も済み、無事送信できたらしい。
後から、メッセージボックスを確認してみると(e-Taxのトップページから)、無事受け付けてくれたようでした。
やはり、今回も波乱含みのe-Taxでした。
まさかのFireFox、そしてマイナンバーカードの登録忘れという二つの事故。
ちなみに、FireFoxは以下のバージョンでした。
このスクリーンショットを撮っている間にバージョンアップのダウンロードが始まってしまいました。
今ダウンロードすると多分以下のバージョンになってしまっているかも。
ということで、2017年3月のe-Taxは、
Safari10はダメでFireFoxを使えということです。
追記:
その後、このSafari10の問題はどうなっているのか検索してみると、Javaの設定で送信できるような??
この記事が参考になります。次回からはこの辺も要チェックです。
Safariの環境設定>セキュリティのプラグイン設定ボタンを押すと、以下の画面。
ここで左側のJavaを選ぶと、こんな感じでKeisan.nta.go.jpの確認タブから、オン/オフが選べるのですが、実はさらに裏技として、
オプションキーを押しながら確認ボタンをクリックすると、こんな裏メニューが出てきます。
この安全なモードで実行のチェックを外せば、最後のJavaアプリによる送信もできるようです。
惜しい。ここまでは気づけなかった。まさかのオプションキーによる裏メニューとは。。。。
まあ、こんな部分も設定変更できるということがわかったので、次回の参考にしたいと思います。
FireFoxで送信してしまったけど、できればこの方法を使ってSafariで送信したかったと、変な後悔が残ります。毎回Macによるe-Taxは謎解きですね。なかなか面白い。