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毎年Macを使ってe-Taxをしてます。失敗や思わぬ落とし穴などがあって大変です。
環境(2015年):MacOS10.9.5 Safari7.1.3で送信確認できました。
環境(2016年):MacOS10.9.5 Safari9.0.3で何とか送信終了。
環境(2017年):MacOS10.12.3 Safari10.0.3、結論:FireFoxで無事送信(設定次第ではSafari10でもOK)
環境(2018年):MacOS10.13.3 Safari11.0.3でチャレンジ(無事Safariで送信成功)
環境(2019年):MacOS10.14.3/Mojave/Safari12.0.3 パスワード方式で無事送信成功
環境(2020年):MacOS10.15.2/Catalina/Safari13.0.4 今回もパスワード方式で提出済み(特に問題なし)
環境(2021年):MacOS11.2.1/Big Sur/Safari14.0.3/IDパスワード方式で提出済(問題なし)
環境(2022年):MacOS11.2.1/Big Sur/Safari14.0.3/IDパスワード方式で提出済(去年と同じ)

今年(2016年3月)もe-tax---1年ぶりの投稿

1年ぶりの投稿となります。
今年(2016年)も3月になってしまいました。
早速e-taxの締め切りをチェックするところから始めました。
環境はMacBook、MacOS10.9.5、Safari9.0.3(2015年はSafari7.1.3)です。
今年はスムースに終わることを願って、まず、e-taxのホームページへアクセス。


















一番上に「スマートフォン版で見る」とデカデカと書いてありますね。
e-taxもスマホでできるようになったのでしょうか?






いつのまにかスマホでもできるようになったんですね。これなら電車の中でもできるので便利そうです。しかし、今回は前年同様MacBookで行います。

このトップページには締め切り日が書いてないんですね。















メッセージボックスに何か来ているようなので、ここをチェックして見たいと思います。









早速、ログインページに飛びました。さて、暗証番号を間違えないようにしないといけません。仕舞い込んであったe-Taxの書類を引っぱりだしてこないと。
16桁の利用者識別番号とその暗証番号入力です。














ログインできると上のような画面になります。
メッセージをチェックしたいので、「メッセージボックス一覧」の「確認画面へ」をクリック。
いろいろとお知らせが書いてありましたが、気になったのは、新しく導入されたマイナンバー制関連ですね。

今回ご案内している平成27年分の申告書(所得税・消費税・贈与税)には、個人番号(12桁)の記載は不要です。申告書(所得税・消費税・贈与税)への個人番号(12桁)の記載は、平成28年分以降の申告書(一般的には平成29年1月以降に提出する申告書)から必要となりますのでご注意ください。」

と書いてあるので、まだ今年は関係なさそうです。来年からということになるけれども、それはそれで、また来年やり方が変わって面倒なことになりそうです。

ということで、メッセージチェックは軽く終わらせて、いよいよ本題へ。
またさっきのトップページへ戻ります。






トップページのここ↑の右端にある「サイトを見る」をクリック。


















そうするとここへ飛びます。ようやく締め切り日が出てきました。トップページにも書いておけばいいと思うんだけど。
トップページから、まずここに来いってことなんでしょうか?この「確定申告特集」っていうのが、「確定申告に関する情報の総合窓口」と書いてあるけど、「このページでは〜〜〜情報を提供しています。」らしい。
トップページにも様々な情報が載っていて、こっちの特集ページにも様々な情報がのっているけど、情報がややかぶっているような気もします。逆に情報だらけで、どこをクリックすればいいのかわかりにくいですね。
とりあえず、文句が来ないように全部の情報を載せろってことなのかもしれませんが、それが災いして分かりにくい。
「動画で見る確定申告」ってのも分かりやすくするためにあるんだろうけど、まずページ上が情報過多で見にくい。もっとすっきりシンプルに分かりやすくすべきだと思うんだけど、相変わらずセンスがないですね。

それはいいとして、さっそく始めたいので、おそらくピンクの「パソコンで申告書等を作成される方」をクリックすればいいのかな?














ようやくでました。この画面は見覚えがあります。ここからスタートできそうですね。なんとなく思い出してきました。トップページ特集ページを経て、3ページ目でようやく辿り着きました(途中メッセージチェックにも立ち寄りましたが)。

去年のデータが残っているので、「→過去の年分のデータ利用」というところをクリックしたいと思います。
あとは金額や数値を入力していくわけですが、この段階では一応エクセルで必要項目ごとにお金の計算はまとめてあります。あとはそのエクセルの数値を見ながら、打ち込んで行く感じです。途中でトラブルがなければ、1時間もかからないとは思いますが、どうなることやら。

「→過去の年分のデータ利用」をクリックすると以下の画面になります。


















「e-Tax」か「書面提出」かの選択ですが、もちろん左側の「e-Tax」をクリックです。










クリックしたらいきなり、この画面です。
「ご利用の環境ではe-Taxをご利用になれません。」って出ました><
早速トラブルひとつ目です。「書類提出しろ」とでています。
そんなことはないはず。去年できたわけだし。
ちょっと読んでみると、下に「□このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、全て確認済みです。」というチェックを入れる部分があります。
おそらくここで諦めず、チェックを入れて先に進めるはずです。去年もこんな感じだったかな?と去年の投稿を見てみます。

去年と似たような画面ではありますが、黄色い枠の「〜推奨環境外です」というのはなかったみたいですね。

ここで怯まず、チェックを入れて先に進んでみます。たぶん大丈夫でしょうが、ここで諦めて書類提出に切り替えちゃう人もけっこういるはず。






チェックをいれれば、以下の項目すべてに一斉チェックが入ります。
あとは、画面一番下の、「入力終了(次へ)」をクリック。




そうすると、以下の画面に進みます。



















利用者識別番号を持っているので、左側の「利用者識別番号をお持ちの方」をクリック。
ちなみにこの段階では、まだカードリーダは接続してません。












そうすると、この↑「利用者識別便号等の入力」という画面にきます。
相変わらず、手順多いなぁ。ここに来るまで何ページ進んだことか。
この入力画面は最初のページにあってもいいと思うけど。























それで、ここで
「利用者識別番号(16桁)」
「パスワード」
「□申告書類等の作成を行う。」にチェックをいれる。
そうすると、さっきまで画面下にあったこの↓ボタンが消えて、







画面がちょっと変化します。























それで、一番したの緑の「次へ>」をクリック。
これでやっと事前準備終了らしい。長い;;




















やっとこの画面ですね。ようやくスタートです。この準備手続きだけで、ブログを書きながらだと1時間くらいかかったかも(毎回、画像アップもするので)。

まず上からやっていきましょうか。ピンクの「所得税コーナーへ」からですね。
ここで一旦休憩するので、今回の投稿はここまで。
続きは次の投稿で。
それではお疲れさまです(まだ準備体操が終わっただけなのに)。




再度e-Taxへアクセス:申告書作成開始

*この投稿は2015年のものです(2016年の内容は2016年の投稿で見て下さい)。

前回前々回でようやくe-Tax利用の下準備ができました。
去年使っていたパソコン(MaxOS10.6.8 Safari5.1)は、今年から使えないということで、新しいMacで再度やり直すことに。MacOS10.9.5でSafari7.1で挑戦というわけです。

下準備で必要だったこと(このサイト):
・パソコンは推奨環境に適合しているか?(少し疑問)
・役所で住基カードならびに電子証明書を取得(以前取得済み、3年で期限切れ注意)
・カードリーダ(以前購入済み:SCR3310-NTTCom、やや古め)
・カードリーダドライバのインストール(Appleサポート切れなのでこのサイトから)
・ルート証明書インストール
・利用者クライアントソフトインストール

それで初心に帰って、
http://www.e-tax.nta.go.jp
へアクセス。


















左下の「既にe-Taxをご利用の方」の「確定申告書を作成する」をクリック。





この推奨環境がやや気になるけれど、とりあえず進んでみることに。
(Safari7.0ではなく7.1を使っているけど対応しているか?疑問。)

















「作成開始」をクリックしようと思いましたが、「過去の年分のデータ利用」があるので、利用出来るかどうか試すことに。
旧パソコン(MaxOS10.6.8)から去年のデータを持って来て、読み込むことに。
「過去の年分のデータ利用」をクリックすると、









この画面へ。もちろん左の「e-Tax」をクリック。そうすると、





















右中あたりの「パソコン環境の確認を行う方はこちら」が気になるのでクリック。



















さっそく問題発覚。ブラウザが「推奨環境外」><
どうやらSafari7.1じゃなく7.0じゃないとだめみたいな感じですね。
しかし、ここは強引に乗り切ることにしました。7.1なら7.0だってカバーできるだろうと勝手に思い込んで。
そして、一つ手前のページへ戻って、





チェックを入れて、画面右下の





「入力終了(次へ)>」をクリック。
つぎは利用者識別番号(16桁:4桁×4)を入力してパスワードです。
ここでそろそろカードリーダが必要そうなので住基カードを差し込んで接続してみました。











でてきましたこのパスワード要求画面。前回もそして今回も準備段階で間違ってしまったところです(要注意)。少し緊張しながら住基カードのパスワード入力。
なんなくクリア(ちょっと安心)。

さてe-Taxのほうのページは、以下のような内容。ここにもパスワード入力がありますが、これはe-Taxの利用者識別番号のパスワードなので、ひとつ前の住基カードのパスワードとは異なります(要注意)。だいぶ前なので忘れてしまいましたが、郵送で利用者識別番号とパスワードが送られてきたと思います。














住基カードのパスワードと混同しないように利用者識別番号のパスワードを入力。
無事クリア。
ここでパスワードロックしてしまうと、パスワード変更手続きとなり、その書面が数週間後に郵送されてくるらしいので、締め切り直前だと間に合わなくなります。よって書類提出しなければいけなくなりますので注意。








ここもクリアで、「次へ>」をクリック。
そして、ようやく決算書作成へ。












まずは青色申告決算書(上)のほうから。つぎの画面へいくと、







過去の保存ファイル選択読み込みのボタンがあります。そこをクリックして去年のデータを読み込み。













こんな感じのファイルを選択して、







「保存データ読込」をクリック。
そうすれば、こんな感じで去年の内容が含まれたデータが出てきます。













あとは必要に応じて内容を書き直して進んでいくだけです。
このへんの書き込み作業は省略します。
先ほどのようなパスワードなど、失敗しやすい箇所もないと思います。
普通に項目や金額を書き込むだけです。
最後に住所氏名など(もう既に去年のデータとして書き込み済み)を再確認して、








申請書等作成終了へと向かっていきます。







ここまではほぼ問題ないはずです。再度編集できるので、








いちおうデータ保存しておくといいと思います。
ひきつづき所得税について作業するなら、以下のボタンから。









最後データを送信する際にひっかかりそうなのはJavaのセキュリティ設定と住基カードパスワード入力でしょうか。そのへんは次回に。

追記(2016年3月):
「そのへんは次回に」と書いておきながら、2015年の分の記録はここでプッツリ終わってます。最後の送信まで書くべきでしたが、つい忘れしまいました。今年(2016年)の分は、最後の送信のところまで書いてありますので、それでご勘弁を。

Macでe-Tax:カードリーダドライバのダウンロード&インストールなど

*この投稿は2015年のものです(2016年の内容は2016年の投稿で見て下さい)。

前回書いたように、パソコンを新しくすると、ルート証明書とかカードリーダドライバだとか、インストールしなおさなければいけないのが面倒です。
しかも、今年から推奨環境が変わって(推奨:OS10.9の場合Safari7.0)、去年までつかっていたMac(OS10.6.8/Safari5.1)ではダメという状況。





















ルート証明書は前回このMac(OS10.9.5/Safari7.1)にインストールしたので、つぎの作業はカードリーダドライバのインストールです。
使っているのは「SCR3310-NTTCom」というカードリーダであって、たしか最初のe-Taxの時から使っているので、かなり古い(5年以上前?)です。まだこのMacに対応しているか心配でした。



「SCR3310-NTTCom ドライバ」でググってみると、ここにありました。一応OS10.9でも対応しているようです。が、微妙に但し書き。
そうすると、このページに行き着きました。
公的個人認証サービスポータルサイト>Macintoshをご利用の方
なんか、どんどん遠回りして、なかなかゴールにたどりつけない感じになってきました。
でも、ひとつずつクリアしてして行かないといけません(やっぱり面倒だった><)。
どうやらMacOS10.7以降はAppleのサポートが切れたようなので、
http://smartcardservices.macosforge.org/trac/wiki/installers
ここへ行ってかわりにダウンロードしろとか。






いちおう10.6から10.10までありますね。なのでなのでここから10.9のバージョンをダウンロードしてみました(かなり遠回りしている気分)。
インストールしようとすると、、、












ああ、これか〜。このMacのインストールのセキュリティにひっかかってしまいました。なので、Macの「システム環境設定」へ行き、「セキュリティとプライバシー」をクリックで、以下のウィンドウが開き、
















右下のほうの「このまま開く」をクリック。そうすると、やっと以下のインストール開始画面へ。















あとは「続ける」をクリックしていき通常のようにインストールできるはず。
ひとつひとつの手順になにかとひっかかって、ストレスたまります><

まあ、これでカードリーダは使えるようになるはずです。
それでようやく「公的個人情報ポータルサイトのMacintoshをご利用の方」に戻って、以下の「利用者クライアントソフト(Ver 2.6.1)」をダウンロードします。














以下のようなのがダウンロードされるはずです。バージョンは2.6.1です。対応していない場合は、バージョン2.5など使うのかもしれません。上の(ご注意)というところにありますね。












インストールしようとこのアイコンをダブルクリックすると、またでましたね><












再度、Macの「システム環境設定>セキュリティとプライバシー」へ行って、「このまま開く」をクリックしましたがいうこときかないので、「セキュリティとプライバシー」画面の左下にある鍵マークをクリックして、一時的に設定変更してみました。設定変更時には、パソコンの管理者権限のパスワードが要求されます。
















「すべてのアプリケーションを許可」にチェックを入れて、さきほどダウンロードした「JPKI02-06-01.dmg」をダブルクリックしてインストール。
インストール後に、セキュリティをまた「Mac App Store からのアプリケーションのみ許可」に戻しておきました。

これでカードリーダならびに「利用者クライアントソフト」が使えるようになるはずです。ソフトは、「アプリケーション>ユーティリティ>公的個人情報サービス>JPKI利用者ソフト.app」に入っているはずです。「JPKI利用者ソフト.app」をダブルクリックで立ち上げれば、以下の画面がでてくるはずです。

















ためしに「証明書をみる」の「自分の証明書」をクリックすると、








カードリーダがつながってませんでした><
カードリーダをパソコンにUSB接続し住基カードを差し込んで、再度「自分の証明書」をクリックすると、










このパスワード要求の画面が。これが2個目のパスワードとなります。当然パソコン管理者権限のパスワードとは違います。これは、役所で住基カードをつくったときのパスワードのはずです。ここでたしか5回ミスるとロックされます。ロック解除するには役所へ行かないとダメなはず。去年ロックされていくはめになりました。
が、しかし住基カードを入れたカードリーダをパソコンに接続すると、











こんな画面もでてきます。ここで悩みました。このパスワードはどのパスワードなのか?
なんとなく画面の雰囲気から、パソコン管理者権限のパスワードと思っていれてみましたが、ダメでした。じゃ、もういっこのパスワードかな?と思ってそれを入れてもダメ。
思いつくパスワードをいれてみたのですが、どうやらロックされた模様><
(正解は、住基カード作成時のパスワードでした)
次の日、役所へ行ってロック解除とパスワード変更。去年も同じように最後の最後で行ったはず><
e-Taxの書類作成よりも、このへんでつまづいてしまう方多いと思います。注意してください。このために1日提出がのびてしまいます。最終日の夜だったら手遅れです。

ここでパスワードについてまとめておくと、

・パソコン管理者権限のパスワード:ソフトなどをインストールする際に必要
・住基カードのパスワード:JPKI利用者ソフトやe-Taxで送信するとき必要
・利用者識別番号のパスワード:e-Taxでのアカウント用のパスワード

という感じでしょうか。3つですが、これをそのつど間違わないように入力しないとロックかかったりして面倒なことになります。
つまり、以下の二つのパスワードは同じもの(住基カードのパスワード)となります。




ちがうウィンドウなので、違うパスワード入れがちかもしれないですが、同じパスワードなので間違わないでください。年に1回の作業なので忘れてしまいがちですが、どこかに書いておいたほうがいいと思います。

とりあえずロック解除してもらって、正しいパスワードを入れれば、


「自分の証明書」をクリックで内容を見ることができます。
住基カードを差し込んだカードリーダは接続してないとだめです。
ただし、「ポータルサイト閲覧」のほうは、カードリーダなしでもリンクへジャンプして見ることができます。

これでやっと下準備できたかんじです。かなり遠回りというか、毎回ひっかかる落とし穴があって、かなり面倒です。すんなり一発で行く人はかなり少ないと思います。
そんな失敗も含めて最低でも役所や税務署が開いている1日前までには終わらせておいたほうがいいと思います。

次回は、いよいよe-Taxの内容と送信について書こうと思います。
やっぱりe-Tax疲れますね><

ただし、この時点で気になることは、推奨環境であるMacOS10.9でSafari7.0がSafari7.1でも大丈夫なのか?という点です。最後の送信でバグったりしないか心配です。
普通、Safari7.0でできることが、7.1でダメってことはないでしょうが、e-Taxではどうなのでしょうか?(追記:Safari7.1でもいちおう送信確認できました)